どうもトラブルカウンセラーの神田です。
最近ご相談にくるお客様からこんなことを言われます。
「友人に相談していてこうした方が良いと言われています。」
「家族にこうしろと言われました。」
「旦那に相談したら、俺がやるから断りなと言われました。」
など、様々なお話を頂きます。
依頼するかしないかの相談や、金額的な相談で身内の方や友人に相談することは良いと思いますし、そちらの方がトラブルになりにくく済むのでむしろ良いと思います。
ですが、相談内容を間違えてしまうと叶うはずだったことも叶わなくなってしまいます。
はっきり申し上げさせて頂くと、『状況把握』や『改善策』や『段取り』など、『どうしたらうまくいくか』の相談を親しいからと言って、身内や友人に相談するのは間違いだと思います。
身内や友人がその道のプロなら話は別ですが、経験ない方に相談して「こうした方が良いよ」と提案されても、正直時間の無駄だと思います。
その理由のひとつは『親しい』からです。
親しいと何でも相談したくなりますし、「せっかく相談したのだから言われた事をしてみよう」となります。
ですが、対人トラブルの多くはNG禁止の一回限りの大勝負です。
失敗しないためにもノウハウを多く持つプロに話を聞くのがベストだと思います。
もうひとつの理由は『引き出しが少ない』からです。
ここの記事で言うと『改善策』の部分です。
引き出しが少ないと、最適な提案が出来ているとは思えません。
たとえ出来ていたとしても、それ通りに物事が進まないのが対人トラブルなのです。
「おれがやってやるよ!」と言ってもその人は素人です。
いきなり「泣いてみてください」と言っても出来るのは役者さんのみです。
例えが独特で分かりにくかったらすいません。
要するに、私たちのお仕事は役者さんみたいに演技をしたり、セリフをいったりする仕事です。
ですが、その台本は時に変わったことを言われ、内容が変わる事があります。
それによってゴール(依頼者の望む事)から離れる事もありますが、そういった場合でも試行錯誤をし、ゴールへと進み依頼を達成するのが我々の仕事です。
培ったノウハウを最大限活かし対応を行います。
この対応が素人の方に出来るとは思えません。
「ごめん!失敗しちゃった!(笑)」と言われる前にプロにご相談下さい。